百日咳
百日咳菌によって感染する病気で、百日咳きにかかった患者の咳やくしゃみから菌が飛び散ってうつる。
世界的に存在している感染症で予防接種を受けていない人々の間で、地域的な流行が3 - 5年毎に起きる。
赤ちゃんにはこの菌に対する免疫がなく、1才未満の赤ちゃんがかかると激しい咳で呼吸が止まるなど重症になりやすいので、
早めに予防接種を受けておくと安心。現在は生後3カ月から三種混合(百日咳、ジフテリア、破傷風)の予防接種が受けられる。
治療
咳の発作を誘発させない注意が必要で、室温20℃以上(低温は咳を誘発する)
とし加湿器により室内の湿度を上げ、タバコ、煙を避ける。水分を十分与え、
粘性の高い痰を出しやすくする。
主にマクロライド系抗生物質を2週間程度投与。痙咳に対しては鎮咳去痰剤や痰の吸引、
時に気管支拡張剤、酸素吸入。十分な栄養と水分補給。
せき止め薬は使用しない。重症例ではガンマグロブリン大量投与。
備考
下記3つの症状が見られたら百日ぜきの疑いがある
① かぜかと思ったけれどせきが止まらずますますひどくなる
② 夜にせきがひどい
③ コンコンと乾いたせきが数十回連続して出る。
乳児の場合は入院しての治療になるが、それ以外は通院での治療が可能。