ロタウイルス性下痢症
ロタウィルスによる非常に感染力の強い病気で、免疫のない小児では6ヶ月~2歳くらいまでに必ずと言っていいほど経験する病気。
水のような多量の下痢便がで、便の色も白っぽくなることから、白色便性下痢とも言われる。
激しい嘔吐を伴うこともあるため嘔吐下痢症、小児仮性コレラ、白痢などとも呼ばれている。
かかる頻度が非常に高く、乳幼児の冬の急性の下痢症の8割以上を占める。
治療
ウィルスが原因なので、特効薬はない。
下痢がはげしいが、下痢止めは有効ではない。ウィルスが排泄されずかえって病状が長引くことがある。
体内の水分が失われる脱水症の予防が大切で、下痢で失われた水分を補う。また電解質も失われているので、電解質を含むイオン水や湯冷まし、
ミルクなど、少し暖めて飲むとよい。
嘔吐をしないように少しの量を(50~100cc)くらいを何度も分けて与える。
嘔吐で飲み物が飲めない場合は、点滴治療が必要となるので、下痢と嘔吐が同時に起こった場合は早めに病院へ。
備考
清潔にしただれを予防
下痢がひどくなるとおしりがただれるので、おしり対策も大切です。
ウンチでおしりが汚れたら、お湯で絞ったガーゼでそっとふき取った後で、
洗面器におしりだけを入れて洗ったり、シャワーでさっと汚れを流します。
洗った後はすぐにオムツをつけず、少しの間おしりを乾かしてから新しいオムツをつけるようにすると、
オムツかぶれの予防になります。